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・開発情報

1. クイックソルブ開発物語① 開発のきっかけは、中東の港にありました

筆者よりのご挨拶
この度、クイックソルブ開発物語として①~⑥までの連載を始めました。短縮版としましては、商品紹介の新製品情報

https://www.wahw.co.jp/newproduct

にも載せていますが、それを詳しく書いたものです。
一週間に一回のペースで掲載しますので、お楽しみに読んでください。では。
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2019年、新型コロナウイルス感染症が話題になり、パンデミックの恐怖が囁かれはじめた頃のことです。中東のある国へ次亜塩素酸水WahWを送りました。お客様からの反応を楽しみに待っていたのですが、先方からは、何か月もの間音沙汰がない状況が続いていました。

その前に弊社からはスタッフが飛行機を乗り継いで同国を訪問し、大きな病院の院長や財界人の多くを対象に、次亜塩素酸水の様々な情報をプレゼンテーションしてきていたのです。日本に好感を持ってくれている彼らは、熱心に耳を傾けてくださいました。

しびれを切らせて問い合わせた結果、その状況を聞いた時、私は大きな衝撃を受けました。何と、先方では長期間にわたって港の倉庫に入れたままになっていたのでした。気温が高い中東の国では、次亜塩素酸水の劣化が早く、効果が低下するのを抑えることができないのでした。

除菌テストを実施したものの、時すでに遅く、効果を確認することはできなかったと報告がありました。どれくらい劣化していたかと言うと、ほとんど除菌効果は無くなっていたそうです。それを聞いて、私が経験した炎天下の夏の日中を思い出しました。

弊社で行った簡易試験でも、透明容器に入れた次亜塩素酸水を夏の直射日光下に置くと、数時間で濃度が大きく低下することを確認しています。(下にその様子を示します)

これらの現実を見て、「液体の状態のまま送るのではなく、必要な時に作る」という発想が新製品開発のきっかけになったのです。

次回は、なぜ液体ではなく粉末タイプを目指したのかについて書きます。

炎天下 濃度・pH測定の様子

炎天下pH測定