ブログ|合同会社ワーウォ技術研究所

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WahW Monthly Report 47号です。

3年ぶりに行動制限の無い今年のGWでした。行動制限という言葉が気に入りませんが、案の定、新型コロナウイルス感染症は減少しているようには見えません。

GW明けの厚生労働省HPに掲載されているデータで目を引いたのが、集団感染等発生状況でした。
これを見ると、突出して多いのが福祉施設と学校・教育施設等です。これは何としても減少させなくてはなりません。

そこで考え付いたのは無光触媒との併用です。弊社の無光触媒は光が当たらない所でも除菌・消臭機能を発揮し、重ねて使ううちに積層効果により持続性が出てきます。これらは社内の実験で証明されているのです。
次亜塩素酸水溶液の空間噴霧と無光触媒の併用で、即効性と持続性を実現することができます。集団感染等が発生するところの対策には大いに期待できます。

具体的な使用方法などについては、別途お問い合わせください。
過去のWahW Monthly ReportはQRコードからご覧ください。ダウンロードも可能です。

スライド1スライド2WahW Monthly Report

三重大学大学院生物資源学研究科を訪ねました。

早いもので2021年も大晦日を迎えようとしています。

今年もコロナに始まり、新規感染者が減少してきたと喜んだのも束の間、オミクロン株なる嵐が吹き荒れて世界中が騒がしい年の瀬を迎えています。

そんな中、三重大学の大学院生物資源学研究科を訪ね福﨑教授とお会いしてきました。
久し振りにお会いした先生とは、長年のお付き合いだということから、お話しが尽きることなく色々な話題が出ました。
やはりコロナに関するお話しが中心になりましたが、いかに日本の役所やマスコミの報道が無責任かということに共感した内容に終始しました。
皆さまには、目にされる機会が少ないであろう論文の別刷を先生からいただいたので、ご紹介する次第です。
先生が関係される環境管理技術に掲載されたもので「コロナ禍における次亜塩素酸水溶液を巡る大騒動の真実(前編)」と題する論文です。
テレビの画面にたびたび出演した知ったかぶりをしている大学教授や研究者たちも、実は論文を書いていなかったりデータに裏付けられた話しをしていないことも話題に上がりました。次亜塩素酸に関する論文を30本以上も書かれ、豊富なデータをもとにお話しされる福﨑教授とは大きな違いがあります。
年末年始のお時間を使って、コロナと次亜塩素酸水溶液の大騒動を見つめてはいかがでしょうか。後編が入手できたら、ご紹介します。
良いお年をお迎えください。
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新型コロナウイルスとワクチンに関する書籍

最近入手した書籍の中から興味深かった2冊を紹介します。

ワーウォマンスリーレポートをお読みの方は、うなずいてくださることと思いますが、マスコミの報道にはがっかりさせられることばかりですね。

良く考えてみると、このままでいいのだろうか?と考えます。私たち国民のほとんどはマスコミの報道に影響を受けています。
マスコミはスポンサーの顔色をうかがい、スポンサーは政治家や役人の方を見ているのです。このように書くと、マスコミの報道の多くが同じ内容であることが分かります。
つまり、社会全体が“お金”のためだけに動いている構造ゆえに、多くの国民が間違った方向にリードされているのです。

新型コロナウイルスについても同じことが言えます。感染拡大が騒がれ始めた頃のことを覚えていますか?ダイヤモンドプリンセス号に背広姿で乗船し、知ったかぶりで指示をするふりをしていた役人たち。正しい水際対策がいつまでたってもできず、全てが後手に回ってしまった政治家たち。初めから結果は分かっていたはずなのに、面子だけでスタートした“GoTo Travel”。何度も繰り返して緊急事態宣言やまん延防止重点措置を発令し、悪者を意識的に作り出そうとする太々しさ。

今のワクチン騒動や、オリンピックの観客問題など、正しい情報を自ら得て判断しなければならないと痛感しています。

そんな時、次の書籍に出会いました。一つは「医師が教える 新型コロナワクチンの正体 本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン」もう一つは「もうだまされない 新型コロナの大誤解」の二冊です。これらの書籍を宣伝するのではありませんが、ご自身が判断されるにあたっての情報の一つとして役に立てるに違いないと思って紹介するものです。
念のため
①    医師が教える 新型コロナワクチンの正体
NPO法人薬害研究センター理事長 Tokyo DD Clinic 院長 内海 聡 著 ユサブル発行
②    もうだまされない 新型コロナの大誤解
国立病院機構仙台医療センター ウイルスセンター長 西村 秀一 著 幻冬舎発行

私たち販売する側に立つ者は、日々研鑽を積み新しい情報を得るとともに、お客様とのコミュニケーションを大切に現場の声に耳を傾けています。
皆さんは決してマスコミの報道だけに左右されることなく、自らの判断で納得して行動されることを希望してやみません。

ワクチンの正体 大誤解

弊社の次亜塩素酸水溶液『WahW(ワーウォ)』が3項目で第1位を獲得しました。

3項目とは?

1)安心・信頼できる 次亜塩素酸水溶液 No.1
2)初めてでも安心の 次亜塩素酸水溶液 No.1
3)友だちに紹介したい 次亜塩素酸水溶液 No.1

を言います。

詳しくは、下の図を参照してください
また、日本トレンドリサーチ発表の詳細は下記を参照してください。
https://trend-research.jp/7767/

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24時間プログラムタイマーⅡ を効果的に使おう!

この度、タンク容量5ℓの霧化器を発売しました。

かねてよりインターバル運転(間欠運転)が市場からは求められていたのだが、敢えてその考え方には反対してきた。理由は次のとおり。
①    市場からは“ワーウォ(次亜塩素酸水溶液)”を節約したいとの声があったが、
②    お客様がどのような使い方をされるか、様々であることから、
③    連続で少量を噴霧していただくのが良いとお勧めしてきた。

しかしながら、タンク容量が大きくなり、インターバル運転のご要望にも応えようと、添付のリーフレットを用意した。当社が選定したのは「リーベックス社製の24時間プログラムタイマーⅡ」だ。
このリーフレットは、AA-W103とAA-W107の霧化器に同封して出荷するので。お近くのホームセンター等でお買い求めください。

タイマーの説明書JPEG

NITEの発表について、ワーウォマンスリーレポート第23号に書きました。

何じゃ、これは!?

そう思ったのは私だけじゃないでしょう。真面目に次亜塩素酸の事業に携わっている人の多くがそう思ったに違いありません。

敢えて1週間ほど沈黙して周りの様子を見ていましたが、いくつかの点で疑問に思うことがありますので書くことにしました。若干、専門的になりますが。

1.次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸、あなたは正しく理解していますか?

アルコールが市場から姿を消したことで、代替消毒剤がクローズアップされたことに端を発したのが今回の騒動だと私は見ていますが、厚労省を始めとし経産省・NITE、防衛省と多くの役所のHPには、決まってキッチンハイターが登場します。  実は、これに先立つ3月19日、NHKは「おはよう日本」で新型コロナウイルスの予防策の一つとして次亜塩素酸ナトリウムを利用しようという内容を報道していました。

市販の塩素系漂白剤をキャップ1杯(25ml)取り1ℓの水道水で希釈する(希釈倍率は40倍)と、0.05%(=500ppm)の濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液ができるので、それを布巾に付けてドアノブなどを拭けば良い、ということでした。ただし、次亜塩素酸ナトリウムには欠点もあり、濃度が高くなると肌荒れを起こすので注意が必要だとのことです。(放送の内容、赤字は筆者記入
NHKのコメント:「おはよう日本」では、数字は正しく言っております。参考にしたのは花王のHPで、家庭用の塩素系漂白剤ハイターの残留塩素濃度は数%ということでした、と言われました。(NHKふれあいセンター 0570-066-066 で確認)
濃度を謳うのであれば、元々の濃度がはっきりしていないと書けないのではないか?

そこで検証してみました。結果は、キッチンハイターの原液はpH11.8塩素濃度6%でした。次亜塩素酸ナトリウムでしたね。手元に60倍に希釈したデータがありましたので、それを見るとpH10.4 塩素濃度980ppmとありました。依然としてアルカリ領域にあります。すなわち、次亜塩素酸ナトリウム希釈液だということです。

一方で、WahWは弱酸性の次亜塩素酸水溶液。pHは5.5~6.5、残留塩素濃度200ppmです。このpHでは含まれる塩素は「次亜塩素酸」で、特徴としては弱酸であり、溶液のpHに依存してOCℓ-とH+に解離することです。
これを解り易く図示したのが、次亜塩素酸の解離曲線と言われ、pH に依存した次亜塩素酸の存在比率が変化し、洗浄、殺菌、漂白、消臭の作用効果を決めているのです。(弊社HP参照)
弱酸性領域では次亜塩素酸の存在比率が高く、ほぼ100%となるので次亜塩素酸は、殺菌因子と言われるのです。

しつこいようですが、次亜塩素酸ナトリウム希釈液の使い方についておさらいしておきます。
見てきたように次亜塩素酸ナトリウム希釈液は強アルカリ性であり、その強い酸化力から様々な分野で消毒に使われています。強力なために次のことに注意が必要です。
① 人体には使わない。
キッチンハイターを直接触ったことがある人は、ぬるっとした感触を覚えていませんか?
これは皮膚のタンパク質が、強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムによって溶かされているからなのです。60倍に薄めても、なおpHが10.4とアルカリ性ですから、こんなモノを人体に使ってはいけません。
② 強力な漂白力に注意。
次亜塩素酸ナトリウムは、強力な漂白剤です。衣服等に付着すると色落ちします。
③ 金属を侵す。
次亜塩素酸ナトリウムは、強アルカリ性であり酸化剤であるために、金属を強く侵すことがあります。
④ 人体やペットの生体には絶対に取り込まない。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は生物に有害です。食べる、飲む、吸い込む、注射するなどして体内に入れないようにしてください。トランプが言うことを聞かないように。

こんな物質、経産省やNITEが言うまでもなく、人体には使いませんよね。間違い易いような報道には気を付けなければなりません。

2.次亜塩素酸水と次亜塩素酸水溶液の違いは何でしょう?

「次亜塩素酸水」は殺菌料の一種であり、塩酸または食塩水を電解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。わが国では平成14年6月に食品添加物として指定されている。食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月厚生省告示370号)において、「次亜塩素酸水」は、最終食品の完成前に除去しなければならない」等の使用基準及び成分規格が定められている。(厚労省)
一方で、私たちが生成しているのは希釈混合方式(pH調整方式)と呼ばれ、次亜塩素酸ナトリウムを薄めた後、酸性溶液(塩酸等)で弱酸性にpH調整する方式です。方式が異なるので「次亜塩素酸水」と名乗ることができないのです。(平気で「次亜塩素酸水」と名乗っている会社は多いですが。)
さて、次亜塩素酸水溶液ですが、生成方法は違うものの液性は同じですので、pH、残留塩素濃度(ppm)が同じであれば同じ働きをします。もちろん食品添加物とは謳えませんが、濃度の濃い次亜塩素酸水溶液を生成することができる点は利点でしょう。

3.「次亜塩素酸水」の空間噴霧について(ファクトシート:令和2年5月29日現在)

現時点において、「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスへの有効性は確認されていないで始まったファクトシートですが、噴霧に関する衛生当局の見解では、WHOも、CDCも、中国CDCも、はたまた厚生労働省までもが、次亜塩素酸を含む消毒薬は安全上の問題があるので、噴霧してはならない、と書かれています。
これはどう見ても、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液のことを指しているとしか判断できないのですが、業界の人ではなく一般の人が見るとどのように受け止めるでしょうか?
またNITEは、6月4日販の“よくあるお問い合わせ”で、「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?の問いに対して、空間噴霧は対象になってない、とか、噴霧利用の是非について何らかの見解を示した事実はない、と回答し、ファクトシートも、経産省やNITEとして何らか見解を示すものではない、と言っています。

次亜塩素酸水溶液による空間除菌は、弊社では長年にわたり事業として行っています。その間、多くのお客様に喜んでいただいていますし、健康を害された報告はありません。
三重大学大学院の福﨑智司教授とは、私も空間除菌をテーマに多くの課題に取り組んできました。その一部は、教授の著書で、わが国では次亜塩素酸についての唯一の参考書と言われる、「次亜塩素酸の科学」の第7章 次亜塩素酸水溶液の超音波霧化による施設環境の殺菌 に記載されています。(なお、この書籍の内容は5か所もファクトシートに参考として引用されています。)
詳細は、この書籍を参照していただきたいのですが、7.2 超音波霧化による液性の変化 の中でFAC(遊離有効塩素)の消失率はpH6で25~95%、pH10で10~90%と幅広く変化する。と書かれています。(P94)
通常では、pH6、50ppmで空間噴霧していますが、かなりの消失率があることを考慮すると体内に入る次亜塩素酸はさらに低く抑えられているということです。

今年の年末には、新しいモデルの専用霧化器を開発し、発売する予定です。それを契機に改めて皆さんに役立つデータを、数多く取り直したいと考えています。

4.役所や外郭団体、マスコミの発表に振り回されていませんか?

5月29日の経産省・NITEの発表、それに続くマスコミ等の報道により、弊社のお客様からは連日のように問い合わせがあります。でも、しっかり正しいことを説明すれば理解され、安心して使ってくださいます。
私たちのご愛用者様の一部は、お客様や保育園・学校などでは父兄の行動に神経を尖らしておられ、今更ながら国やマスコミの影響力の大きさに驚いています。
前述した三重大学大学院の福﨑智司教授は、著書の「次亜塩素酸の科学」の前書きで次のように述べています。
「次亜塩素酸は、優れた酸化剤であるがゆえの短所も併せ持つ。次亜塩素酸の長所を有効に活用するためには、むしろ短所を理解することの方が一層重要である。」と。

5.終わりに

もう一度冷静になって振り返りませんか? そして、自らの判断で情報が正しいか否かを判定するようにしてください。
政治家たちの利権? この商品を販売すれば儲かりそうだ。これをこんな形で報道すれば視聴率が稼げそうだ。等々、社会には多くの情報がそれぞれ理由を持って飛び交っています。
それを正しい基準をもって咀嚼し判断することが求められています。弊社は、そのお手伝いは真摯に行いますので、ご遠慮なくお尋ねください。お待ちしております。
service@wahw.co.jp

以上

“空間除菌”はなぜ必要か?

1.新型コロナウイルスで始まった2020年。

2019年末12月8日にコロナウイルスによる新型肺炎の発生が報道されました。中国は湖北省の省都である武漢市が感染源ですが中国政府の情報公開の遅れもあり、今では世界的な広がりを見せています。

新型コロナウイルスは短期間に人から人へ感染することが確認され、潜伏期間中でさえ感染する可能性があると言われるようになりました。2003年のSARSよりも速いスピードで感染が拡大している事実は、私たちには大きな恐怖となっています。状況は厳しさを増すばかりです。

1月30日午前、厚労省は緊急会見を開き、中国・武漢市からの帰国者のうち、発熱やせきなどの症状が無い人の新型コロナウイルスへの感染が明らかになったと発表しました。これは、「ウイルスはあるが症状は出ないというのは新たな事態だ。症状のない人が、潜伏期間中にほかの人に感染させることも念頭に置いて、対応策をとらなければいけない。」と危機感を示したのです。

世界的に恐怖が広がりつつある中、水際作戦や新たなワクチンの開発に躍起になっている国々がある一方、オリンピックを控えている日本にとっては、頭の痛い課題をつきつけられていると言えるでしょう。

2.私たちが取るべき行動は?

私たちはこのような現状を目の前にして、手をこまねいているわけにはいきません。自ら行動することにより、高いレベルの予防をされることをお勧めします。つまり、感染予防が重要であり、体内に侵入するウイルスの量を減らすことが求められているのです。
マスクをしたり手洗いを励行するなどは、それなりの効果はあるでしょうが、さらに高い効果を得られる方法が空間除菌なのです。

私たちがお勧めする空間除菌は、次亜塩素酸水溶液を超微細な霧にして空間に噴霧するものです。塩素という言葉を見て、皆さんは直感的に危険だと感じるかも知れませんが、次亜塩素酸は私たちの体内でも白血球内で大活躍しており、多くのお客様のもとで活躍しています。
目的は、空間を漂っているウイルスや食中毒菌が体内に侵入する数を少なくすることにあります。

「最小発症菌数」という言い方があり、右に最小発症菌数表_p002-1
表で一例を示しますが、ごく僅かな数でも体内
に侵入することで発症するものがあります。
次亜塩素酸水溶液の超微細噴霧による空間除菌
は、インフルエンザやノロウイルス、はたまた
色々な食中毒菌に対して感染者数を抑えた実績
があります。

ウイルスや菌などの病原微生物に対する攻撃
メカニズムが共通していて強力なことも安心できます。

3.新型インフルエンザで霧を使った多くのお客様の声。

私たちが次亜塩素酸を事業として取り組み始めてから20年を超えました。2006年に最初の生成装置を開発し、病院、介護施設、食品工場、お弁当工場等へ設置してきました。
2009年には豚由来のH1N1新型インフルエンザが大流行したのですが、それを機に空間除菌専用の霧化器を開発し現在に至っています。
生成装置は設備として前述の病院や施設、工場などに導入されましたが、霧化器は従来のお客様に加えて一般事務所や店舗、さらには個人のお客様まで広がりを見せています。
装置および霧化器を導入し次亜塩素酸水溶液の超微細噴霧を活用されているお客様は、異口同音に以下のような声をあげておられます。

・今年は誰もインフルエンザにかからなかったね。(病院、介護施設、一般事務所、店舗等)
・子供が学校からインフルエンザをもらって帰ったけど、すぐに回復した。(家庭)
・隣りの園はノロウイルスで閉鎖したのに、うちは2、3人の欠席で済んだ。(保育園)
・近所の住宅団地の住人から悪臭のクレームがなくなった。(食品工場)
・ペットの臭いが気にならなくなったと言われた。(家庭)
・年寄りの加齢臭を感じなくなり、霧化器は手放せません。(家庭)
・霧が出ているのを見ると安心するね。(皆さん)

4.全米で1500万人が感染
        過少評価されがちなインフルエンザの脅威

全世界で数千人の感染が確認された新型コロナウイルス。米国ではマスクが品切れになるほどの騒ぎが広がっている。

一方で、全米で1,500万人以上が感染し、今シーズンだけで8,200人以上の死者を出したウイルスがある。新型コロナウイルスではない。インフルエンザのウイルスだ。

こう報道したのは、米国CNNで日本時間の1月31日付けのことです。インフルエンザは今も猛威を振るっており、感染者数はさらに増える見通しだ、と言われています。

米疾病対策センター(CDC)によると、2019~20年のシーズンでは、これまでに米国内で1,500万人が感染し、子ども少なくとも54人を含む8,200人が死亡しているとのことです。

ある医師の指摘では、「私たちは未知のものを恐れ、新しい新興の感染症についての情報を求める。」「何が真の脅威で、何がそうでないのか、私たちはすぐには判断できない。だから、必要のないパニックを起こすことがある。」と。的を得た指摘だと思います。

さて、前項に書けなかったことを追記し、補足しておきます。

・ケーキショップで空間除菌を導入した。
 → その結果、ドアノブや取っ手、テーブル上の付着菌や落下菌の数が減り、保健所の方が驚いていた。
  店主は安心してケーキ作りをされている。

・病院のICU(集中治療室)で空間除菌の試験を行った。
 → 壁への付着菌やテーブル・床への落下菌、部屋を漂う菌類などにおいて、それらを減少もしくは無くすると
  いった著しい改善が見られた。

今回の新型コロナウイルスも、専門家によると飛沫感染や接触感染が主な原因だからマスクの装着や手洗いを励行しましょう、手洗いの後はしっかり乾かしてからアルコールで消毒するようにと言われています。ただ、アルコールは手荒れの心配があるので要注意ですね。

しかし、飛沫感染や接触感染の原因となるものへのアプローチ無くしては、片手落ちと言わざるを得ません。付着菌や落下菌を減らしてこそ大きな効果が得られるようになります。
※不着菌、落下菌と「菌」という言葉を使いましたが、「ウイルス」も同じです。

ウイルスによる感染予防対策をするなら、空間除菌を併用しましょう!

 

エコリーフ環境ラベルの登録更新証が届きました。

年内のギリギリになって標記の登録更新証が届きました。
今年10月から、一般社団法人産業環境管理協会に代わって一般社団法人サステナブル経営推進機構が担当することになったそうで、理事長のご挨拶を載せます。

 一般社団法人 サステナブル経営推進機構(SuMPO:さんぽ)は、『心豊かな未来をSuMPOの業(わざ)で創ります』を活動の中心に置き、ポスト成熟化社会におけるサステナブル経営の本質を考え、具体的な形として社会に還元することを目的としています。

今、世界は地球環境問題と従来型の経済構造の発展限界の中で、ポスト成熟化社会模索の時代を迎えています。特に我が国は課題先進国として、環境と経済の限界に同時に応えられるビジネスや政策創出が強く世界から求められています。

しかしながら、環境と経済の限界は近代化社会初めての経験であり、その解が従来の延長にあるとは考え難いもののようです。一方では、我が国経済の担い手である企業やこれを支える地域社会は、このような社会課題を世界共通課題として認識し、それを克服する新しい視点と業の創出をイノベーショナルなビジネスチャンスと捉え、次世代に引き継がれる『サステイナブル経営』に挑むことができる時代であるとも言えます。

このような思いから、SuMPOは2019年10月、一般社団法人産業環境管理協会の地域・産業支援部門業務を引き継ぎ、新たな一つの独立した組織として開所する運びとなりました。

今後とも、多くの皆様からの御支援、御鞭撻を頂きながら、新しい時代をラッセルする役目を果たしたいと思っております。

今後とも宜しくお願いを申し上げます。

一般社団法人サステナブル経営推進機構
理事長  石田 秀輝

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次亜塩素酸の解離曲線について

この解離曲線、私どもは2006年初めて生成装置を開発した時につくりました。今となっては何を参照したかは定かでありませんが、他社さんが採用されている出典は使わないと決めていたことを思い出します。解離曲線については各社のHPに載っていますが、コピペされているものも多く見うけられます。せめて出展は明らかにされたいものです。

次亜塩素酸の解離曲線については数十年も前に研究されており、今では業界に広く知られるようになってきましたが、それでも「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸」の違いを理解することなく混同する方が時々おられます。

「次亜塩素酸の科学」p17~18にはつぎのように書かれています。
次亜塩素酸の解離定数(pKa)は約7.5であることからpH 7.5においてHOClとOCl- の比率は1:1となる。pHがアルカリ性に傾くと、HOClの解離度が大きくなりOCl- 存在割合が増加する。pH が酸性側に傾くと、OCl- は徐々にプロトン化して非解離型となる。弱酸性領域(pH4~6)では、非解離型のHOClが高比率で存在する。このpHに依存したHOClとOCl-の存在比率が、洗浄、殺菌、漂白、脱臭の作用効果を支配している。

 さらに、塩酸を加えてpHを強酸性領域にすると、HOClの一部は溶存塩素(Cl2)に変化し、未溶解分子は気相中に飛散する。“混ぜるな危険”という表記は、この塩素ガス発生の危険を警告するものである。

HOCl  +  HCl  ⇄  Cl+  H2O

 さて、弊社ではHPや説明資料に使用している次亜塩素酸の解離曲線に手を加えました。スライドのタイトルこそ「次亜塩素酸の解離曲線から解る塩素の働きの違い」と変わりませんが、グラフの曲線をプロットした元となるデータの出典を記載しました。それに伴い酸性領域のグラフが少し変わりました。

6.00 ≦ pH の領域においては、厚生労働省の循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについてより。ここでは、アルカリ性の温泉水では、塩素系薬剤の消毒効果が低下する理由は何ですか?という質問に対する答えとして載っています。
pH > 6.00 の領域においては、ProMinent Academy for Water Technology のDr. Thomas Winker 氏によるデータを同社の技術資料よりお借りしたものです。

スライドを下に示しますので、ご覧ください。

 解離曲線のスライドのみ  20191222

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