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4.クイックソルブ開発物語④ クイックソルブ式粒径制御法とは

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先ず、粉末を水に溶かす方法について、三つの方法を考えてみましょう。

  1. 水温を上げる
  2. 強く攪拌する
  3. 粉末粒子の大きさを整える

多くの人々が思いつく方法でしょうが、関連する難しい条件が色々あります。弊社は、粉末粒子の大きさを
整える方法を選択しました。粒子サイズと溶解速度の関係は、ネルンスト‐ニルソン式で表されますが、
一般的には次のように言われます。

・     粉末は粒子を細かくすると表面積が増え、水に触れる面が多くなるため、溶けやすくなります
・     しかし、微粉末化しすぎると舞い散りが発生し、作業性が悪化するとともに、吸い込むリスクがある

ただし、この式に則って粒子径を検討するにはあまりにも専門的になるので、別の角度から検討を進めました。
前に使った比重と溶解度から考えると、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと酸性芒硝の比重は、1.9g/cm3に対して2.74g/cm3と、1.44倍の比があり、溶解度は25g/100mlに対して108g/100mlと、4.32倍の開きがあるのです。

これらの現実を元に判断し、ふるいを使って粒子径を分類することを始めました。併せて、溶け具合も測定しました。
こうして、成分ごとの性質を見ながら、水に入れた時にできるだけ均一に溶ける粒の状態を探しました。

この考え方を、弊社では
「クイックソルブ式粒径制御法」
と呼んでいます。

 

次は、必要な時に、必要な量だけ作るという考え方について書きます。