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月別アーカイブ: 2026年8月

6. クイックソルブ開発物語⑥ 電子書籍の案内

クイックソルブをもっと詳しく知りたい方へ
電子書籍のご案内「同じように作ったのに、結果が違う」

次亜塩素酸水を使っていて、
こんな経験はありませんか

・昨日と同じ分量なのに濃度が違う
・白い沈殿物が残ってしまう
・本当に効果が出ているのか分からない

実はこの問題、多くの人が気づかないまま使い続けています。

原因は「溶け方のばらつき」です。

本書では、このばらつきをなくし、
誰でも毎回同じ結果を得るための方法――
「クイックソルブ」
を紹介します。

この方法は、
粒の大きさ(粒径)を整えることで、
・すばやく完全に溶ける
・溶け残りが出ない
・毎回同じ濃度になる
という「再現性」を実現します。

特別な装置は必要ありません。
難しい知識も必要ありません。

必要なのは、
正しい手順を知ることだけです。

本書では、
■ なぜ同じように作っても結果が変わるのか
■ なぜ沈殿物が発生するのか
■ 500mLペットボトルでの具体的な作り方
■ 失敗しやすいポイントと改善方法
■ 濃度とpHの正しい関係
を、実際の開発過程とともに、

誰でも理解できる形で解説しています。

難しい理論は最小限にし、
「実際にできること」に焦点を当てました。

――再現できない方法は、安心につながらない。

この一冊は、
次亜塩素酸水を

「なんとなく使う」から
「自信を持って使う」へ
変えるための実用ガイドです。

KDP 表紙ー新2 - コピー

 

以上、クイックソルブ開発物語①~⑥をお読みくださいまして、ありがとうございました。

クイックソルブにご関心をお持ちいただけましたら、まずは下記ページをご覧ください。
商品の内容や使い方、関連情報を順次ご案内しています。

新製品情報
https://www.wahw.co.jp/newproduct

クイックソルブ一覧
https://www.wahw.co.jp/product

小さな疑問でも構いません。
気になる点がございましたら、お問い合わせフォームよりお尋ねください。

2026.07.15.Tok.

5. クイックソルブ開発物語⑤ 必要な時に、必要な量だけ作るという考え方

ここまで、クイックソルブ開発のきっかけ、粉末化を目指した理由、白い不溶沈殿物との格闘、そして
粒径制御の考え方について書いてきました。

最後に、クイックソルブが大切にしている考え方をまとめたいと思います。

それは、液体を長く保管するのではなく、必要な時に、必要な量だけ次亜塩素酸水を作るということ
です。
クイックソルブが目指したのは、単に粉末にすることだけではありません。

必要な時に、必要な量だけ作れること。
そして、粉末を水に入れた時に、出来るだけすばやく均一に溶け、白い不溶沈殿物を抑えること。
この二つを両立させることでした。

次は、電子書籍の案内について書きます。

4.クイックソルブ開発物語④ クイックソルブ式粒径制御法とは

先ず、粉末を水に溶かす方法について、三つの方法を考えてみましょう。

  1. 水温を上げる
  2. 強く攪拌する
  3. 粉末粒子の大きさを整える

多くの人々が思いつく方法でしょうが、関連する難しい条件が色々あります。弊社は、粉末粒子の大きさを
整える方法を選択しました。粒子サイズと溶解速度の関係は、ネルンスト‐ニルソン式で表されますが、
一般的には次のように言われます。

・     粉末は粒子を細かくすると表面積が増え、水に触れる面が多くなるため、溶けやすくなります
・     しかし、微粉末化しすぎると舞い散りが発生し、作業性が悪化するとともに、吸い込むリスクがある

ただし、この式に則って粒子径を検討するにはあまりにも専門的になるので、別の角度から検討を進めました。
前に使った比重と溶解度から考えると、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと酸性芒硝の比重は、1.9g/cm3に対して2.74g/cm3と、1.44倍の比があり、溶解度は25g/100mlに対して108g/100mlと、4.32倍の開きがあるのです。

これらの現実を元に判断し、ふるいを使って粒子径を分類することを始めました。併せて、溶け具合も測定しました。
こうして、成分ごとの性質を見ながら、水に入れた時にできるだけ均一に溶ける粒の状態を探しました。

この考え方を、弊社では
「クイックソルブ式粒径制御法」
と呼んでいます。

 

次は、必要な時に、必要な量だけ作るという考え方について書きます。

8月だからこそ考えたい、戦争と平和のこと

みなさん、こんにちは!

8月に入り、夏本番という空気になってきましたね。
花火大会やお祭りなど、楽しいイベントが目白押しの季節ですが、実は8月には、私たちが少し立ち止まって考えたい大切な日もあります。
それが「8月6日」「8月9日」「8月15日」です(^^)
というわけで今回は、終戦記念日にちなんで、戦争と平和について考えるコラムをお届けします。

①8月6日・9日は何の日?
8月6日は広島、8月9日は長崎に原子爆弾が投下された日です。
一瞬にして多くの尊い命が失われ、その後も長く後遺症に苦しんだ方が大勢いらっしゃいました。
両都市では毎年、平和記念式典が行われ、犠牲になった方々への祈りと、核兵器のない世界への願いが捧げられています。

②8月15日は「終戦記念日」
8月15日は、1945年に日本がポツダム宣言を受諾し、戦争が終結したことを国民に知らせた日です。
正式には「終戦の日」と呼ばれ、全国戦没者追悼式が行われます。
テレビなどで正午に黙とうを呼びかける場面を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

③黙とうの時間にはそれぞれ意味がある
広島では8時15分、長崎では11時2分、そして終戦記念日の全国戦没者追悼式では正午に、黙とうが捧げられます。
この時刻は、それぞれ原爆が投下された瞬間、そして戦争の終結が国民に伝えられた時刻にあたります。
何気なく耳にする時報やサイレンですが、その一つひとつに、当時を生きた人々の記憶が刻まれているのですね。

④私たちにできること
戦争を経験した世代は年々少なくなり、当時の記憶を直接聞く機会も減ってきています。
だからこそ、8月のこの時期に、資料館を訪れたり、当時の写真や証言に触れたりすることには大きな意味があります。
難しく考えなくても、ニュースやドキュメンタリーを少し眺めてみる、家族と話してみる、それだけでも十分な一歩になるはずです。
最近では、当時の記録をデジタルアーカイブとして公開している施設も増えているので、自宅にいながら学べる環境も整ってきています(^^)

いかがだったでしょうか?
花火大会やお祭りで夏を楽しむことも、立ち止まって過去に思いを馳せることも、どちらも大切な夏の過ごし方だと思います。
今年の8月は、少しだけ平和について考える時間を作ってみませんか。
毎年繰り返される8月だからこそ、少しずつでも記憶を受け継いでいくことが、これからの時代を生きる私たちの役割なのかもしれません。
今日という日常が、多くの犠牲の上に成り立っていることを忘れずに、穏やかな夏をお過ごしください。

3.クイックソルブ開発物語③ 白い不溶沈殿物との格闘

開発を進めて行くと、様々な問題が立ちはだかりました。大きくは、粉末が湿気に弱いということで、
湿気を吸収して固まってしまうのです。

もう一つは、粉末を溶かした際に容器の底に不溶沈殿物が残る、ということでした。これには「何が溜
まっているのだろう」「見た目にも不安を感じる」と思わせるものでした。

調べることは、不溶沈殿物は何が原因なのか?ということで、これは弊社だけでは解明できない課題
でした。そこで、岡山県工業技術センターに分析を依頼することにしました。

パウダー状のサンプルを水に溶かし、乾燥させて試料を作り持参しました。結果は下に示す通りで、不溶
沈殿物の正体はジクロロイソシアヌル酸ナトリウムだったのです。
不溶沈殿物の正体 20260728

(上図の見方)上の考察にあるように、①~③より、pH調整剤は完全に溶けていることが分かり、溶
けずに残った残留物はパウダー状製品からpH調整剤を除いたものであった。

不溶沈殿物の正体は判明しました。
次の課題は、どうすれば完全に溶かし切れるのか、しかも同時に混ぜるpH調整剤と一緒に混ぜた状態で安定して溶けるのか、ということでした。下に、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと酸性芒硝の比重と溶解度を載せました。   比重と溶解度 20260728

それぞれの特性を持ったい物質を完全に溶かすには、最適な粒子径を探し出すしか無いと判断しました。
いよいよ、クイックソルブ式粒径制御法の誕生です。

次回は、クイックソルブ式粒径制御法について書きます。